海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

プレゼント

二ヶ月前にプレゼント定期というのを作って、それが満期になったのでプレゼントを受け取るためお昼の時間に銀行へ。手続きの間待っていると、呼び出しを受け別の窓口に引っ張っていかれる。「なんか私悪いことしたのかしらドキドキ」と思っていたら、そこは資金運用窓口であった。で、「実はこれはダブルプレゼントでして、申し込みをしていただければさらに5万円がもらえるチャンスが」などとお姉さんがチラシを突きつけて言うのである。え?え?と思いながらチラシを見ると、投資信託とか外貨預金とかの、おそらく魔法の類いと思われる、私には意味のわからない呪文が書いてある。これに申し込めとの事らしい。臆病な私は魔法には手を出さない事に決めているので、「いや、あの、いいです」と言ったら、「じゃあパンフレットをお渡ししますのでまたご覧になってください」と畳みかけられる。「いえ興味無いので」と答えると、「お嫌いですか?」

そう言われちゃ「お好きです」って返さなきゃならないじゃないかーと思ったが、ここは東京、その必要は無いのである。ということで「はいあんまり好きじゃないので」と答えてプレゼントだけもらって帰ってきた。


Y田さんからアザラシデータベースの挙動が変という連絡を受ける。見てみるとどうも変数の受け渡しがおかしい様子。はてしかし、で、ログをみると1回のアクセスで大量にエラーが吐かれている。undefinedの嵐。えー?こんなエラー見た事ないよ。そもそもPHPって宣言しないで変数使えるはずやん?、、って、あれ?そういえば、そのあたりに修正が施されるとか何とかどこかで読んだような気がしてきたぞ?でも、このスクリプトは開発用機でちゃんと動いていて、システムの構成も開発用機と同一のはずなのにおかしいなあ??ってところで気が付いた。開発用機では、PHP4の設定ファイルを引き継いで使っていたのに、今回はPHP5についているものを使ったのだな。だからPHP5からの仕様であるところの関数内での変数宣言に引っかかっていたというわけだ。気が付くまで一時間半もかかったよ。

それでも良く気が付いたとも言える。この仕様の変更については、読んだ事さえ忘れていたというのに。こんな風に何かが記憶の底から突然浮上してくる瞬間は、毎度の事ながらえもいえぬ感覚にとらわれる。なんというか、自分の中に自分で把握していない部分がある事に気が付くわけで、私はこういう自分の前提が壊れる瞬間のセンス・オブ・ワンダーがこよなく好きである。