海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

偏屈な難癖

以前も書いたが、最寄りのシネコンであるところのTOHOシネマズは予告編が長い。と言う事は映画を見る度、いつも同じ予告編を見せられる事になって、むしろ私のような偏屈には逆の宣伝効果を持つ事になる。そんな一本が「ホワイト・プラネット」。

この映画は予告編を見る限り、「ディープ・ブルー」のような自然ドキュメンタリーで北極が舞台のもののよう。で、予告編の中で「やがて消えてしまうかもしれない世界」というコピーが出てくるのだな。しかし、このコピー、どうも私には気持ちが悪い。それが「そのうち見れなくなる貴重な今の姿、滅びつつある美しさを収めたこの映画を見よう!」と煽っているように思えるからだな。「映画がヒットするなら地球温暖化もバンザイだってのが透けて見えるよ。そんなんでこの映画を宣伝する資格があるの?」と、シロクマの映像を見ながらいつも思ってたわけだ。

まあしかしこの作品、やっと昨日公開が始まって、もう予告編を見させられることもないのでホッとしている。あー、でもこれからは「日本沈没」とかイヤっちゅうほど見せられるんだろうなあ。憂鬱だ。