海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

セミ嫌いのセミ知らず

今年は夏の盛りなのに天気が不順な事が多くてあまりフィールドに出れていない。これではいけないので、久し振りに出かけてみたら、腹部に全体の1/8ほどの大きさの白いものを二つくっつけたミンミンゼミがいた。あれは一体なんだったのだろう?キノコのようにも見えたのだけど。。そういうのもいるのだろうか?と思いながらさらに歩いていると、今度は森を二つに分断するフェンスの向こう側にドーム状の網を張った足の長い大きなクモを発見。近くに寄れなかったので、絶対とは言えないが、ありゃ温暖化で分布が北上しているというスズミグモだきっと。さらに木の上にオオムラサキのメスがいて、と、日頃あまり見られないものに多く出会えて、何で今日に限ってカメラを持ってくるのを怠ったのであろうか、という日。

で、夏休みで暇そうにしている家族も連れてきていて、データを取っている間、駐車場の周りで遊ばせていたのだけど、さあ帰ろうかと思ったら交尾中のアブラゼミが砂利道の上でジタバタしているところに上の子がトラップされる。するとヨメサン「ねえ、あんなところに穴掘れるの?」と。「あな?」と私。なんでセミが穴掘るねんな。「だって、土の中にタマゴ産むんじゃないの?」。。。うーむこないだは「セミって何を食べてるの?」とか尋ねていたし、いくらセミ嫌いだからとは言え、こんな基本的な知識さえ欠落していては二人の男の子の親としてはやっていけないですぞ。