海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

昨日は勢いに任せて邪宗の言をまき散らしてしまったですが、事実であることが感興を強めるということは確かにあるわけで、私もまだ本当に小さかった頃、たわいも無いスペースオペラを読んだ後に、その舞台であった海王星にはホントは海なんか無い事を知ってたいそうガッカリした事を覚えています。というわけで、私も「事実であることを示す作業」を欠いちゃあイケナイと思ってます。ただ問題はバランスであって、あんまりそっちばっかり突出してきて「これで全てが変わる」と言うような雰囲気になっちゃうと、ホントかなあ?と天邪鬼を言いたくなるのです。

ブラックボックスの上で踊る事について、私はあまり気持ち悪さを感じないタイプです。と言うか、ブラックボックスが開いて、これまで正しいとしていた前提が間違いだとわかったとしても、それまでの踊りが無為だったとは思わないと言う。不真面目かな。でもまあ、同じアホならなんとやらですから。で、もし一つ開いたら、また別のブラックボックスの上に移動して踊るだけなのかなあと(いや、いつまでも開かないブラックボックスとともに忘れられていく道もあるのか)。

ただ、私がこういう風に思うのが「本当のことなんて何もない」という立場だからであれば良いのですけど、そうではなくて、自分の頭が堅くなりはじめていて、新しい事を受けいられなくなっている事の現れであったらどうしようと、少しく恐怖したりもしています。