海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

互酬の論理

朝起きたら動物行動の映像データベースのコラムが更新されていないので、穴埋めを書く。大都会の孤独とフジツボの雌雄同体について。私は論理の飛躍、こじつけ、屁理屈が大好きだ。

いや、しばらく前にコラムの金曜更新記録が失われて以来、私は穴埋めの動機を失ってしまっていたのだけど、今日は相手がY田さんで、ちょうど昨日書き上げた原稿を読んでもらってコメントをもらいたいと思っていたところだったので、恩を売るためにパパッと書く。こう、なんというか、私は対人関係において、自分を優位な立場に置きたいがために、先に人に何かをしてあげようとする傾向がある(そんなことしなくても、人は私の相手をしてくれるのだけど、なんというか私の持つある種の強迫観念と言うかなんと言うか)。今回もそれだ。しかしながら、最終的に、そういう立場に立った事で満足してしまって、貸しを取り立てるのを忘れてしまう事がほとんどなので、傍から見ると自己犠牲の塊、実体は単なる間抜けである。

でも、今日は忘れずにY田さんに原稿を送ったので、間抜けを免れる。