海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

雪辱

日曜日の敵を取りに今日はお休みにして明日にかけて白馬コルチナへ。ウチからだと豊科ICまで200km程度なので、ETC割引の早朝夜間割と通勤割を両方使うことを目論んだのである。早起きして6時までに八王子IC以東の中央高速均一区間のどこかから乗って、中間点のICでいったん降りて再び乗り直すというやつだ(正確には中間点でIC一個分下道を走る)。ところがやってみたら、中間点まではちゃんと半額だったものの、後半は通常料金を取られてしまった。ヨメサンが寝坊したので、均一区間のゲートを6時前に通過したものの、八王子の本線料金所を越えたのは6時過ぎていたので、ひょっとしてそれがまずかったのだろうか?

で、白馬だ。京都に住んでた頃は足しげく通っていて、途中の岡谷JCTもいやっちゅうほど通過した。東京に来てからは関西に向かうときにやっぱり岡谷JCTをいやっちゅうほど通過するわけだけど、東から北へ抜けるのは初めて。いくつになっても初めての体験と言うのは心を揺さぶられるのであるなあ。

こちら方面に来るのは本当に久し振りで、最後に来たのは99年にサンアルピナだったからほぼ10年ぶり。風景は記憶を呼び覚ますので、どうしようもなくくだらない思い出話を次々と話してヨメサンに閉口される。

10時頃に到着。コルチナのグリーンプラザホテルは赤い屋根、中はリゾートホテル風のどでかい建物で、子供らは盛り上がる。貧乏学生時代の私には別世界のようで見ているだけだったことを思い出す。っていうか、なんて思い出してばっかりなんでしょう。で、天気も良く、子供はヨメサンがみてくれると言うので、さっと全てのリフトに乗って回る。ここは小さくて、白馬乗鞍との共通リフト券にしないと1時間半もあれば全部滑れてしまう。午後は上の子と初めてリフトに乗る。一応お父さん的には感動のイベントであることよ。

先日スクールに入れて曲がりなりにも滑れたとはいえ、いまだ覚束ない5歳児だ。ボーゲンヘルパーを買って装着してみた。スキー板の先端部を連結、嫌でも先端が開かないようにして誰でもボーゲンができるようになるという素晴らしい器具だ。しかし、なんか滑っていると尻餅ばかりついている上の子で、途中泣いちゃったり。ううむと思っていると、終わって上がるときに、ブーツのバックルが開いている事に気が付いた。ヨメサンが閉めずに送りだしたらしい。そりゃ体も下がって尻餅つくわ。かわいそうな事したゴメンナサイ>上の子。でも、バックル外してブーツに頼らずに板に乗る感覚を身に付ける練習法もあるし、災い転じて福を為すで、きっとうまくなってるよ>上の子。あと、ボーゲンヘルパーは途中で転ぶと連結部が外れるのだけど、そこに雪が詰まると繋がらなくなる。最初その事に気が付かなくて、どうしても連結ができず、しかたがないのでそのまま滑らせようとしてますます子供を泣かせたりもした。本当にスマン>上の子。