海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

超特急東へ

二日目。午後は自分の発表があるので、お昼ご飯の時に喫茶店に隠って発表ファイルの最後の調整。なんて勤勉な私(←単なる泥縄発表)。で本番。一度も練習しなかった割にはスムーズに喋れたと自分では思ったのだけど、質問が一つも出なくてしょんぼり。「難しい事するには時間がかかる」ってのは、クモに限った話じゃないから訴求力が無いのかも。

そういえば昨日、クモは餌を捕まえる時、胸を狙って噛みつくのや否やという話が出た。確かに餌の動きを止めるには胸に毒を入れるのが効率良さそうだけれども、しかし視覚があまりよくないクモがどうやって胸部を認識しているのか?というところが問題になりそう。これ、ちょっとしたテーマになるよね。

学会が終わったのが4時過ぎ。すぐに帰れば子供が寝る前にウチにたどりつけるわい、と新大阪に直行するのだが、そこで「小田原の大雨で新幹線が止っている」というアナウンス。ならばと伊丹に向かうフットワークの軽さは私にはなく、慣性に従いそのまま17時7分発の「のぞみ」に乗り込む。まあ大雨と言っても夕立だ。小田原に近づく頃には開通しているだろうと。その見込みは正しく、1時間ほど遅れたものの8時頃小田原は無事通過。しかし、開通すれば良いと言うものではなかった。ここから東京まで列車が団子状態になって進まない。なんとなく、カメに追いつけないアキレスの気持ちだ。だいぶ違うけど。

そうこうすると「東京に着くのは21時半頃の予定」とかアナウンスが入る。うへー、それじゃあウチに着くのは22時半になっちゃう。待てよ、東京に近づけば近づくほどスピードが遅くなるのだから、東京に向かわなきゃ良いのでは?

ということで新横浜で降りて在来線を使ってみたら、22時に帰り着いた。やってみるもんだと思った。ヨメサンに経緯を話していると、21時台にも再び止っているとのニュース。大阪で道草食わなくて良かったよホント。二時間出るのが遅れたら、ウチまでたどり着けなかったかも。