海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

絵本親殺し

絵本を読んでやるのは小さな子を持つ親の大事な大事な務めの一つであろう。今日子供が持ってきたのが「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」。ご先祖様をどんどん遡って、しまいには猿人にまで辿り着く話だ。で、どれほど離れたご先祖様であっても、原理的に「ひい」の字を重ねる事で表現できるのであって、かつ絵本を構成する重要な原則の一つは繰り返しであるからして、ひいじいさんがひいひいじいさんになりひいひいひいじいさんになりひいひいひいひいじいさんになり、とどんどん積み重なっていく。そして親の役目は読み聞かせ。ひいx100くらいまでは(ちゃんと数えてないけど)頑張って読んだのだけど、最後は見開き全面がひいの字で埋め尽くされるほどになり、これはかなわんとギブアップ。また子供らがひいひい苦しむ私をニヤニヤして見ているわけよ。と言うわけで、賢明な皆さんにおかれましてはこの絵本には覚悟を持って近づくようお勧めする。

おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん

おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん