海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

固定観念

使っているHDDビデオカムの空き容量が無くなる。クモの捕食を押さえるために撮影した映像のほとんどは無駄に網が映っているだけなのだけど、それでも生データには違いなく、これを消去するのは慎重居士である私としては夢見が悪い。テープベースのは全てとってあるし。ということで、どうしたもんかと調べて、iMovieのカメラアーカイブ機能を使うことにする。カメラのHDDの内容をそのまま他のディスクにコピーしてくれるのだ。4時間ほどかかって完了して、その後カメラの中身を消去したのだけど、この外付けが生データの最後の砦かと思うと不安になって更なるバックアップ用にディスクをもう一台注文する。しかし考えてみれば、カメラにしか生データがなかったこれまでだって、データ消失の危険は同じようにあったわけで、どうやら私は、カメラの形をしているものはデータ保持に関して信頼できると無意識に思っているらしい。これって技術の進歩に頭がついていけなくなり始めているのだったらどうしよう。