海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

弱者なりの戦い方

朝起きたら、100m先の視界も確保できない状態になっていた。いや何かが燃えているとかじゃなくって霧。宿は駅の西口にあるホテルで(どうでもいいけどこのホテルの部屋には空気加湿清浄機が装備されていて、一日講義で痛んだ喉にはとってもありがたい)、なぜだかわからないけど駅との間に広大な空間が駐車場として広がっている(測ってみたら200m程の幅だった)。で、ホテルから駅が見えないんだもの。びっくりした。

集中講義も今日で最後。午前中は情報獲得の話をして、午後は視覚信号としての隠れ帯と体色の話をして、最後に受講生に感想を含む文章を書いてもらって終わり。中に「研究と言うのはお金をかけないとできないと思っていたけれど、そうでなくても面白い研究になると言う事がわかった」という意の感想があって、そう思ってもらえるのなら、ちゃんとこちらの意図は伝わったのかなと一安心。いや、もうひたすら自分の研究の話をするわがままな三日間にお付き合いくださってどうもありがとうございました>学生の皆さん

で新幹線に乗って帰ってくる途中、鼻水が盛大に出始める。なんだか体もだるいし風邪を引いたようだ。っていうか集中講義が終わって緊張の糸が切れたな>オレ。明日はつくばでセミナーなんだけど、万全じゃない体調でやることになるのかあ。とほほ。

授業はずっとiPadでやったわけだけど、iPadはプロジェクターに繋ぐと充電できない構造になっているから、満充電のバッテリーだけで一日もたせなきゃならない事になる。で、少し心配だったけど現実には講義終了時には20%程もバッテリーが残っていたと言う。偉いぞiPad。っていうか、朝から夕方までの講義はこっちの体力が持たないのであって、大学教員の健康と福祉の向上のために、一日にできる講義数の上限を労働基本法当たりで定めてもらえんだろうか。喉が痛いよ。