ヨメサン「ねえねえ、今でも地球は音速より速く回転しているのよ。知ってた？」
私「うん」
ヨ「グルグル回るだけじゃなくって太陽の周りもすごい速さで回ってるのよ」
私「そうだね」
ヨ「ねえ、どうして何も感じないのかしら」
私「いやそれは空気も地面も一緒に動いているから」
ヨ「この瞬間も、音より速く動いているなんて、なんだか落ち着かない気持ちになるわ」
私「ところで、あーたはどうして今ごろになってそんなことを言い出すのかね？」
ヨ「いやそれが5年前には知ってたはずなのよ。上の子が年少さんの時に園からもらった「かがくのとも」の絵本に書いてあるのよね。「この世で一番速いのは」って巻ね。これまで何度も何度も読み聞かせてあげてたんだけどねー、今日初めてその事に気がついてビックリ。うれしくなってオットに話したのよ」
私「いやだから、何をきっかけにその事に気がついたのか？」
ヨ「絵本の読み聞かせって、内容なんてすっ飛ばして字面だけ追って済ます事ってあるじゃない？これまではどうせ小さいから意味も判らないだろうしって流してたんだけど、ぶーちんも小学生だしそろそろ判るかもって思って、理解させるつもりで読んだらハッとしたのよ！」
そろそろ判るかもって誰の事やねんっていう話。
