海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

干天の慈雨

今日でGWも終わり。明日は講義だなあとデキの悪い小学生のような事をウジウジ考えていると、古巣の事務さんからメール。曰く科研費が通ったとの事。しかもいつもより減額幅が小さいと来た。ひゃっほー。基盤Cなので例の基金化法案のためにいつまでたっても採否の連絡が来なくって、それがやっと先週末頃に発送が始まったと聞き、ということは早ければ月曜には連絡があってもおかしくないところ、木曜になっても何の音沙汰もなく、ついつい「今度はダメだったか」との思いが頭をもたげてきて不安で不安で仕方がなくなる一方で、いや去年は私の研究人生で一二を争う生産的な年で、今回当たらないなんてあろうはずもない、、けど、でも科研費は恩賞でもらうものでなし、いやまてそもそも今回の私の場合古巣にまず連絡が行ってそれが今のところに転送されて初めて正式な連絡になるわけで、と言う事は連休明けまではまだ可能性があるはず、っていうか、いろんなところで事務作業が滞ったら連休明けになっても連絡がない可能性があって、そんな生殺しはイヤだなあと思っていたところに、さすがは気配り細やかな古巣の事務さんからの連絡と相成ったと言うわけ(一文の長さに千々に乱れる私の心模様を察して欲しい)。ひゃっほー。例によって踊り出すわけだけれども、今日はヨメサンの姉家族がいるので、控え目にせざるを得なかったという。ともかく、新しいところでは個人研究費は枠としてはそこそこあるものの機動的な使い方がしにくく(機器が突然壊れたり、査読対応で追加のサンプルを採るため急遽旅費を使わなきゃいけなくなったり、ナイスな切り口を思いついて突然論文が書けてしまい英文校閲が必要になったりと、研究費ってのはそんな突発的な事に対応できてナンボだわねえ)、科研費が外れたら困るなあと思っていたところだったのであるよ。これで東京も行けるし長崎も行けるしデータの継続性が担保されます。引っ越しで傷がついて透明度の落ちたクモの飼育ケースも更新できるのです。ホントに助かります。