海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

4番は4番でも

今日は試験一科目をやって、長かった前期の講義関係がやっと終わる。後は成績つけるだけ。慣れない事ばかりの、異動後一年目も大きな破綻無く一区切りついてありがたいありがたい。どうでもいいけど、ここで3校目の本務校だけど、試験のほぼ全てを教員の裁量で行うところはここが初めて。古巣なんて、試験用のレギュレーションが多量にあって(試験用の時間割に始まって、アナウンスすべき事の指定や、試験中に受験者名簿を作らなきゃならなかったり、学生証の有無や解答用紙に名前が書いてあるかのチェックとか、最後枚数をチェックして合うまで帰してもらえないとか。時間中にやるべき作業が多いので他の人の試験監督補助に借り出される事もある)大変だったのだけど、今度のように裁量が大きいと、私のように試験なんて適当にやってもかまわんよと思っている口には気楽で良い面もある。だけど、試験問題の印刷まで自分でやらなきゃならないのはちょっと面倒。

ともかくも今日はしばらくの間(一ヶ月半ほどしかない。とほほ)緊張感から解放される日なわけで、ちょうど子供らがおばあちゃんのうちに泊まりに出かけたというタイミングでもあり、夜はヨメサンと外食して映画を見ようと梅田に。駅前第4ビルのバールでキッシュとかつまみながらイタリアのビールとワインを飲み、新しくできた駅ビルをうろついてから「モンスターズ/地球外生命体」へ。深酒は身を滅ぼす、と言う話。ストックホルム症候群、という話でもある。怪物がいつ襲ってくるかいつ襲ってくるかと言う一点でずっと引っ張って、結局最後まで襲われる事なく映画が終わり、それはそれでそうかこういう映画だったのかと妙に納得させられ、でも考えてみたらちゃんと襲われていたと言う。つまり決してこけおどしでもなかったと言う。なかなか考えられた構成である事だ。面白かった。あと、怪物がその辺を跋扈している危険な状況でも、人間はすぐにその状況に慣れてしまい、それならそれなりにと日々の営みを行ってしまう、という描写。今日の日本人には、全く他人事ではない。ところで劇場はブルク7。ここに行くのは初めて。だけど上映開始前のアナウンスに何か聞き覚えがあって、考えてみたらブルクは東映系列なのね。Tジョイで聞いたアナウンスなんだなきっと。

ブルク7の前にステーションシネマも冷やかしに行ったら、アイ・アム・ナンバー4のポスターが張ってあるのが遠めに見えた。しかし、よくよく見るとそこに映っているのは東洋人のオッサン。おかしい!とヨメサンと近づいていったら、そのオッサンは川藤だった。良く見ると大阪限定ポスターと書いてある。いや、確かにお説ごもっとも。大阪でナンバー4といえば川藤。仰る通りでございます。だけど、このギャグ誰に通じるねんな!!