海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

偉大な兄弟の下で

就職してこの方、理学部とか農学部とかと無縁であるところの私としては、電子ジャーナルへのアクセスにずっと困難を抱えているわけだけれども、最近はそんな私でもGoogle Scholar経由でかなりのPDFが読めるようになってきた。と、考えてみて、新しいところに移ってきてから、まだ1度も図書館に文献取り寄せ依頼をしていない事に気がついた。今年度は査読のオマケでElsevierの雑誌にフルアクセスできる期間が長かった事もあるのかもしれないけれど、ともかくアウェイで職を得ている事から来る文献入手のハンディは小さくなってきているようであるな。

そんな今日、そう言えば今週末から学会で、それが終わると野暮用でしばらく東京に出かけ、帰ってきたらあっという間に新年度の業務に巻き込まれてしまう事に気がついた。と言う事は、来年度の講義の準備をしなくちゃ!で、授業で紹介しようと思った某レビューについて、その元ネタをあたるために引用元文献の入手を試みるわけだけれども、20本ほど探したその全てがダウンロードできてしまった。ついに時代はここまで来たか、と感慨に浸っていたわけだけれども、ひょっとして、この著者さんもGoogle Scholarを使ってレビューを書いていたとか?