ついにフィールドに出る日がやってきました。サガオニグモの網の背景からくる光のスペクトルを測るですよ。網の背景と言っても二面あるわけだけど、測ってみるとクモの背中側から見た背景には緑が多くて、お腹側から見た時は茶色が多いと言う傾向がありそう。これがクモが背景選択をしているせいなのか、それとも完全に垂直ではない網の下側に止る、もしくは強い光に背を向ける事から来る副産物なのかは、今日のデータからだけじゃわからなくって、そのうちに実験しなきゃいけない事がまた出てきたと言うわけ。
帰ってきてGoogle Scholarで何とは無しに検索していると、現在投稿中のカーン論文とネタがおおかぶりしている論文が去年イタリアのマイナー雑誌にでている事を発見する。そんなん知らんかったから引用も何もしてないでえ。まあしかし、その論文はネガティブデータに基づく報告だったので、カーン論文がくらうダメージは最小限にとどまりそうなのでホッとする。
