海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

腹いっぱいの焼きビーフン

サガオニグモが一個体死んでいた。生き物は全て死ぬものだからして、とりあえずサンプル瓶に、と思い飼育ケースから取り出そうとすると、その横にちぎれたケンミンの焼きビーフンのようなものが二つ落ちている。はへ?と一瞬思う私。。。あ。寄生虫の脱出だ。わーお。もう干からびてしまっているけど線虫か?クモをいらって随分になるけどこんなの初めて。そういえば、この個体採集した時から腹部が異様に膨れていて、色も妙に赤っぽくって、さらにここ数日飼育ケースの中をひたすら歩き回るのに網も張らないのでおかしいなあと思ってたんだよね。宿主操作だったのか?もしそうだとして、歩き回らせるってことは、鳥に食わせるためじゃないのかな。トカゲとか?もしくはハリガネムシみたいに水辺への誘導だろうか?

id:m-urabeさんならこういうのも詳しかったりするのかしらん?専門外か?

それはともかく、お好きじゃない人もいるだろうから、写真にはリンクで。ホストのクモと寄生虫一個体の写真。こんなのが二匹もお腹に入ってたんだねえ。クモの亡骸はお腹ぺちゃんこになっていた。折角だからと脱出孔を探してみたけどよくわからず。

だからというわけじゃないけど、サガオニグモの飼育を今日で閉める事にして、みんな森に帰してきた。また来年。