海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

19km歩いた

朝起きて古巣に向かってクモ採り。秋もだいぶんと深まってきて、やっぱりクモの密度が薄いわけ。考えてみれば去年の11月の調査は人にお願いしてやってもらったので、この時期どうなってるのかをちゃんと自分で把握するのは初めて。で、いつもの調査地を半分くらい見て回ったところで、先月までの半分くらいのペース(つまり目標数の1/4)。この時期だから採集個体数はいつもの6割くらいでも仕方ないかと思っていたけど、それにも達しない可能性が。やばし。で、後半盛り返してきて、最終的には目標数の7割まで行ったので一応一安心。やはり先月までとは微妙に分布が違うのね。面白い事です。でもこうなってくると欲が出てきて、調査エリアを拡大して野川沿いをムサコ辺りまで探すことで目標数達成。最後の砦と思っていた学芸大キャンパスを使わなくて済んだ。素晴らしい。

電車で国分寺に帰ってきてお昼を食べて再び古巣へ。夕方別件があるのでそれまでの空いた時間に部屋を貸してもらってクモの身長測定をやってしまおうと言う。結局半分くらいの時間は某先生と雑談して愉しく過ごしたわけだが。しかしこうして頼れるところがあるのは助かるのであるよ。

で、すっかり暗くなってホテルに預けていた荷物を拾いすっかり顔なじみになったフロント氏と世間話してから広尾のスコティッシュバーへ。スコットランドの大学で細胞生物学をやっている高校の同級生氏が帰国との事でプチ同窓会。最近高校の同級生とばかり遊んでいるなあ。例によって終電帰りだけど、金曜の新大阪行き最終列車なんてのはダダ混みで、無線LANのスピードがほとんど出なかったのよ。

というわけで、今年の野外調査も全て終了。今年は他の用事も合わせて計11回の東京行き。いやーホントによく行ったよ。多分来年はここまで高密度に行かなくても良いはず。きっと。。。そして残ったのは、全くデータ起こしの手がつけられていない700枚の写真。。。