海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

東は何をする人ぞ

今日も交尾を二つ仕掛けて、定例の竹林調査へ。雨が降ったり止んだりだけど、今日はこのあとお出かけなので、時間に余裕がなく、レインコートを着て調査強行。いやこのレインコートって本当に素晴らしいんだけど、今日はいつもと比べて蒸し暑くって、中で汗ドロドロにかいた。とはいえ見るべきものはちゃんと見た。で、10時過ぎに新幹線に乗るべく急ぎ出発。ずっとやってる交尾行動の観察だけど、いま見ている事が、東京(多摩だけど)の個体と関西の個体の間でも同じように起こるかどうか、ちょっと試してみたくなったのだな。ということで古巣に取りに行く。まあ、正直思いつきに基づく行動だが、私は首相でも市長でもないので、別にそれで誰かに迷惑をかけるわけではないのだ。で、二週間前にも出かけてたのだけど、その時はちょうど端境で成体になったばかりのオスがいなかったのだな。でも、この時期ならもう大丈夫だろうとの目論見だ。ただ、まだ関西では微生息場所が違うと、端境から抜けてない場所も見られて、もし古巣もそうなら?と不安ではあるのだけど。古巣では何年もクモ採りしてたから、勘所はわかっているつもりなのだけど、よく考えたらオスをとってたわけじゃないので、その経験が役に立つかどうか実はよくわかっていないという。で、東京に着いたら雨で、天気予報では午後から雨は上がるという事だったので、レインコート持ってきてないやんどうしよう、と焦っていると小止みになってくる。相変わらずの無敵艦隊ハルベリーである。で、ちゃんとオスがいるわけ。っていうか、関西より東京(多摩だけど)の方が季節が進んでいる感じ。そうだったっけ?まあそれはともかく、無事に必要数を集める事に成功。夕方になり、折角なので、古巣にできた新図書館を見せてもらい方々、某先生方に合流して某集まりに乱入。殴り込みというわけではない。で、好きな事喋っていると、図書館の人が見たことのある装丁の本を持ってきはるわけ。げげ、これは、今の学部の教員が原稿持ち寄って作ったもので、この春に出版になったもの。私はというと、他の人とはあまりにネタが違うので、参加するのが大変イヤで、書かずに許してもらうようお願いしたところを、和を乱すのは許されんということで、自分の章だけ浮き上がるのを承知で泣く泣く書いたのであるよ。つまりトラウマ事案。それがまさかこんなところで不意打ちを食らうとは。図書館の人にはその辺を縷々訴えたのだけど、まあ本気にしてもらえないわな。で、新刊コーナーにどどんと展示しておきますからー、とにこやかに宣される。悪いことはできない。っていうか、吉祥寺の本屋にもおいてあったとか教えてもらう。勘弁してください。で、夜は皆さんと跳兎へ。懐かしいなあ。大将にはちゃんと顔を覚えていてもらって嬉しい限り。その後二次会三次会と重ねて気がつくと27時を回っていた。これって、新3バカを襲名すべきだろうか?