海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

消化不良

今日は毎年恒例の町のこども将棋大会。ところが私は昨日までの電話でビクンビクンの後始末で缶詰めで書類仕事。まあ仕方ない事情とは言え、土曜に仕事させられるのはイヤなものである。ともかく、書類をとっとと片づけられれば、午後からの将棋大会に間に合うという状況の中、私的には自分で作業するだけでなく他の人への作業の差配もしなくてはならず、できるだけ効率的な差配に心を砕いていると、自分の作業でミスが頻発すると言うダブルバインド。ともかくも何とか12時過ぎにすべて片づけて、高速飛ばして帰ってきて、開会の挨拶時に滑り込む。間に合った。

この大会に出るのも三回目。一回目は何も考えずに出場して、うっかり上の子が準優勝なんてしてしまったのだけど、それに一番舞い上がったのが当の子供たちじゃなくてヨメサン。もっと規模の大きな将棋大会に連れて行ったり、地域で子供将棋サークルを立ち上げたりするうち、将棋で町おこしをたくらむ行政ともつながりができて、いつの間にか今日の開会式では主催者の一人として壇上にどっしり座っていたりする。一方、一般に親の熱さについていかないのが子供と言うものであって(っていうか親が熱くなればなるほど他所に気持ちが向く)、ウチの子は地域のサークルにも入っているけど、イマイチ将棋には本腰が入っておらず、親の手前まあやってますって感じで、私的にはちょっと歯がゆい。

そんな半身の態度だけれども、それなりにウチの子は強くって、サークルではめったに負けない。かつ去年の二回目の出場時には上の子が高学年の部で、ぶーちんが低学年の部でそれぞれ準優勝。当然今年は優勝を狙うよね、という態度で今日に臨んだわけだ。で、高学年の部では去年まで連続優勝していた子が今年は出ておらず、低学年の部でも去年まで連続優勝していた子が決勝トーナメントで、ぶーちんとは別のブロックにいて、最後まで当たらないことが判明。これは上の子ぶーちんともに絶好のチャンスだったわけ。

ところがフタを開けてみたら、二人とも二回戦であっさり負け。どちらの場合もこれまでの経験上まあ負けないだろうという相手だったのに、二人ともうっかりミスを仕出かしたらしい。そう言うのは勝負事にはママあるわけだけれども、なんちゅうか、ウチの子らも自我ができ始めて町の小学生の中における自分の位置づけが理解できるようになってきて天狗になっていた結果ではないかとも思われるわけ。これが、物事に真剣に取り組む事を忌避しがちな近年の子供的傾向をここのところ見せ始めているウチの子らの薬になってくれればいいんだけど。。。と言うことで、今年の大会は盛り上がりに欠ける中これにて終了。来年は予算の関係で大会が開けないかも、と言う話の中、そうかウチの子らは一度も優勝しないまま終わってしまう可能性があるんだなあと。とほほ。