海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

蛙礼賛

わたくしは、自分の事をホンのささやかな領域に過ぎないけれどもある事項の専門家だとみなしていて、そのことにささやかな誇りを持っておるわけです。で、その自意識と言うのは、専門外の事についての自らの見識の不確かさの自覚と切っても切り離せないものなのであります。昔、某先生がそのへんの切り分けのできていない人の事を称して「ハレンチ」と呼んでいたのを聞いて、そのいささか時代遅れな語感にもよるであろう強い印象を最近思い出す事が多い、というまあそういう話ですよ。私なんてホンのささやかな事しかわかってないという意識は、学べば学ぶほど強まっていくものだと思うんですがね。