海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

前夜祭

またも馬齢を重ねたわけである。なんか47歳にもなると、いよいよ50台が見えてきてなんか鬱。それはともかく、ここのところ10/31はすっかりカボチャの日になってしまって、学会準備も終わった午前中は、次のお座敷の準備をすべくウチの周辺の煙突調査に歩き回ったわけだが、玄関をデコレーションした家の多い事多い事。私的には、私のための日であった10/31が、今やすっかり別の日になってしまって、横取りされた気持ちであるよ。無理やり商売する方もそれに乗せられる方も反省した方がエエよ。

まあそんなわけで学会準備も終わったので、明日に備えて今日のうちから長崎に移動。我が家的には懐かしの地なので、家族で行く事に。小学校が終わってから空港に向かい、ジュラルミンの塊に乗るのだな。すると搭乗ゲートでいきなりIさんと会う。で、飛行機は到着8時30分なので、市内着は早くても9時半。さすがにヨメサン子供は晩ご飯をそれまで我慢できないと空弁を買うのだけれども、私的には折角なんだからと空腹に耐える事に。そんなわけで到着後はバスに乗り遅れないよう気が急くのだけど、ヨメサンがうっかり荷物に小型の十徳ナイフとか入れてたものでそのピックアップに余計な時間がかかり、更に焦りが高まるなか、上の子にバス停への道を説明しながら歩いていて注意が散漫になってしまい、出口に設置された腰のあたりまである柵(人の動きを整えるためにあるのだろうか?)にしこたま激突。むちゃくちゃ痛いところ、上の子はそんな私を「ださっ」とか言って冷笑するわけ。上の子め、そんな人を舐めた態度をとるのかそりゃいかん、と、とりあえず頭ひっぱたく。今どきのガキ風になってどうしようというのか。いや、なんか最近小学校が荒れぎみで、その影響受けてるっぽいんだよね。せめて親との関係の中では、そういうのを軌道修正していってもらわんと。それはともかく、ホントに痛くって、バスに乗ったらなんか気持ち悪くなってきたわけ。打った場所は鼠蹊部なんだけど、こうなるともう市内についても食欲とかわかなくって、ホントは一口餃子でビールの夕食にするつもりだったのを、とりあえず裕福な仕事人ホテルに投宿してベッドに横になる。いやまだ痛いんだもの。これ内蔵とかまで痛んでて明日とか倒れちゃったりしたらお座敷どうなるのかしら?とか心配するものの、そうこうしているうちに少し痛みも治まってきたので、晩ご飯食べないわけに行かないし、と、気力で起き上がって宿の側の某店に。カウンターにさくっと座って「餃子一人前とビール、、」って頼もうと思った瞬間に、後ろから名前を呼ばれる。ビクンって振り返るとTさんご一行だった。私は前乗りほとんどしない人なので、他の人もそうに違いないとすっかり油断していたけど、そうか沖縄からだと前乗りせざるをえないよねー。という事で、痛みで下がっていたテンションも再び上がり、学会0日目から盛り上がったのでありました。