海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

参与観察

隣町の小学校と役場が行う環境教育のお手伝い。子供がドングリから育てたクヌギの苗を某天下分け目の山の山頂付近に植樹するという趣向。私は学校から登る100人強の五年生の引率隊の一人で、山頂では植え付けの面倒も見るという。で、まあ、難しくなり始める年頃の五年生100人であるから、なんか見てると先生方が大変そう。ところどころ不穏な雰囲気も感じられるけど、私があまりでしゃばるのもなんなので不穏関係には先生が対応するのを眺めているだけで、普通の子が怪我しないように目を見張らせながら登る。ここに登る道の中ではもっともストレートで急なルートで、200メートル上がるだけだけど息が切れる。子供の一部もひーふー言いながら。ところで、子供の中には、森を見て「これは人工林ですね」なんていうませた事を言うのもいるので、よく知ってますね、と声をかけたら、授業で習ったとのこと。そうか環境教育だった。さて植樹といっても今はあっという間に鹿に食われるわけだが、さすがに今日植えるところは鹿除け柵で囲われていて、聞くと某洋酒会社の所有地らしい。ここは水源整備に熱心だからねえ。で、植樹前にその会社の人が子供に向かって軽く説明。これもPR活動なんだろうけど、最近は公の学校でもこう言うのがバンバンあるのね。と、まあなんと言うか、こう言う活動の実際を中から眺められて勉強になりましたわ。参観で見るのとはまた少し違って見えるね。夜、ウチで開かれた町のオッサンの寄り合いに参加。なんか空回りしてる感ある。