海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

神スケジュール

ということで学会は今日から本番。いつもなら土曜の朝9時から10時の間に始まるところ、鶴岡行きの最も便利な交通機関であるところの羽田との空路は一日四便。初発の便だと到着7:50だけど出発が6時台だ。で、遅い便2つの到着は17時ないし21時ごろ。これは使えん。ということで、当日の空路を使うなら11:10発12:10着の便一択となる。もしくは前日入りだわな。ということで今回の大会初日は午後からの開催なのであるよ。大変現実的で今回の運営は有能だわあ。つうことで昨日から来ている私には今日の午前中がボーナスポイントになるわけ。さあ何しようかな、と、そうだ鶴岡にはクラゲで有名な加茂水族館があるじゃん。朝の時間を埋めるのにちょうどじゃん、と思うわけ。しかしアイデアは良かったものの現実は厳しいのである。というのは加茂水族館鶴岡市街地から10kmほども離れていて、公共交通機関はバスしかない。で、なぜかわからないけど土曜日のバスは平日の約半分しか本数がなく一日5本しかない。いくら自家用車がなければ暮らしていけない地方といっても、加茂水族館ってたら観光の要地じゃない?土日にバス増やすべきところじゃないの?と、いってもしゃーないので8:35のバスに乗るべく朝食食べて駅まで歩く。次のバスだと到着が11時をすぎちゃうから帰ってこれなくなる。で、この便だと9時過ぎにはつくのだが、幸い水族館は9時から開いているので時間のロスはない。ただ問題は帰りだ。帰りのバスは乗ってきたのがもう少し先まで行って折り返してくる9:59が始発。で、次のだと駅に着くのが13時。大会始まってるじゃん、という。だからこれには乗れない。やむない帰りはタクシーをよぶのか。10kmってことは4000円くらいする?むー。しかし、鶴岡には早々何度も来れるわけではなく、加茂水族館となればなおさらだ。オレも人生の後半戦。少しの金をケチるよりは今のうちにできることは何でもしておかなくては、と思うよね。つうことで9時過ぎに加茂水族館について中を見る。と、最初は淡水魚がいてすぐに鶴岡付近の海水魚になり、そしてクラゲだ。次から次からクラゲがいて、特に私の好きなクシクラゲが充実していてああうれし。と、あれ?もう終わり?まだ9時40分だよ。これ、帰りの始発バスに乗れるじゃん。時間まだあるからもう一周しようって、もう一度クシクラゲみて、バスのって駅に戻ってきたら11時前。ホテルまで歩いて変える途中の道で現地名物という麦切りのお店を見つけたので開店直後のところに入って食べる。結構量が多い。麦切りと蕎麦のコンボを頼んだところ、麦切りの方が美味しかった。ただの細いうどんだとのことだが、現地の食べ物だと思うとありがたい。で、宿でちょっと休んでいよいよ開会。最初のセッションは、行動が5題。私の絡むのが2題。1つは自分で喋る。事前にプレゼンだけ作ってトークはぶっつけ本番だったので、ベストパフォーマンスとは言えなかったかも。まあしかし、巧妙な実験手順については理解してもらえたと思う。いや自分でも上手いこと考えたなあと思ってるのよ今回の実験は。で、ポスターセッションを経て後半はシンポジウムで、まだまとまった発表ができるには至っていない若手を檀上に上げて、来し方とか将来とか語ってもらうという、ちょっと面白い企画。割りと良いアイデアだと思う。もうちょっとライトニング的にして、後半座談会みたいにしても良かったかなと思った。ところで、話してくれたうちのお一人が、私の過去の研究のことをを面白かったネタとして取り上げてくれたのが光栄だった。知らず誰かに影響を与えてるって研究者冥利につきると思わない?そして総会。何度も思うが自分に責任のない総会って楽やわ。で懇親会。今回は鶴岡市提供の良い日本酒がたくさんあってカパカパ飲む。すると若い女性が近寄ってきて、高校生の時進路相談させてもらった○○です。あの時はお世話になりました。とか言われて、記憶に無かったので上手く応対できなかった。失礼なことをした気がする。すみません。で、二次会でA川研でグダグダ飲み。こういうの最高。日が変わるまでいて、さすがにしんどくなってきたので宿に戻ってバタンキュー。