海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

1つのカゴ

というわけで今日から憂き世を忘れて学会である。会場は今やクモ研究の聖地の1つであるところの山形県鶴岡市だ。関西からはとても行きにくい。飛行機の直行便がないので、夜行バスで行くか、新幹線で新潟、山形、仙台のいずれかまで行ってから特急ないしは高速バスか、もしくは羽田から飛んでいくかだ。もちろん私は大人だから羽田経由。羽田までは飛行機と新幹線があるけど飛行機でも20分くらいしか短くならないので新幹線を選んで車中で後書きを書くのである。で、最近新幹線にはフリーWi-Fiのついた列車があり、それを選ぶと最も効率の良いものより20分早くでなきゃ行けないけど、品川で電車が遅れていたので、結果オーライであった。ともかく、新幹線の車内は物を書くには最適で、クーっと集中して書き上げたのだけど、降りる寸前に編集さんから、これ盛り込んどいてといわれてたことを書き忘れていたのに気がついて、よーし空港の待ち時間で仕上げるぜと思っていたらば、出発ロビーには私の他にも学会に参加する人たちがたくさんいて、あまつさえ大会会長までいるものだから、挨拶しているうちに搭乗時間になった。やべー。けど、最終着陸態勢になる前に書き上げたぜ!サクッと送信。どうでもいいけど、学会関係者がこんなにたくさん同乗して、万一事故でもあろうものなら日本の蜘蛛学は立ち直れない打撃をだなあ。。。で、バスに乗って会場のKOのキャンパスに。が、ついたら、いわゆるバケツの底をひっくり返したような土砂降りに見舞われて、私は評議員会に出る必要があったのだけど、まだそれまで1時間半ほど時間があったので、同じく暇を潰さなきゃならないM田さんと今回の宿であるところのオシャレで評判のスイデンテラスのロビーでおしゃべり。学会事務と学生対応の苦労話に花が咲く。私は脇が甘い人間であることが分かった。で、評議員会。まあ普通の会議で私も1つ2つ発言する。終ってチェックイン。なんかこの宿快適だぜ、と思いながらツイッターで遊ぶうち、そうだ今日の晩ご飯のことを考えねばと思いT須賀さんは忙しいだろうからとB場さんに声かけてみると、T須賀さんと飲むって言うからなーんだと混ぜてもらう。結局6人になって、T須賀さんの車で市街地の寿司屋に連れていってもらう。鶴岡は海沿いだからね、寿司が美味いのね。その上米どころだから日本酒もたまらんのね。つうことで遅くまで飲んだ。幸せ。