海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

角があるものはある

書影がウェブに出ているのだけれど、ゲラは今、私の手元にあるわけ。朝起きて採りあえず残った部分をチェックし終ってから出版社に向け送りだし、残るは数日前に1500字書けと言われた後書きのみ。さあ書こうかと思うけれど、実際のところ何書いていいのかよくわからなくて、ああだこうだと考えているうち、ヨメサンが先月の審議会で下品だと言われた人権協会の会長と話し合いをすべくアポ取りの電話をしているではないか。で、「断られたから今から直接協会まで行ってくるわ」という。この人は時々謎の行動力を発揮するからあなどれん。が、すぐに帰ってくる。どうもまともにとりあってくれない様子。それって誰かのことを下品と呼ばわっておいてそのことについて話し合いを求められている人のすることじゃないなあ、ひょっとしてヨメサンが女性だから舐められてるのかなあと思って私もついてもう一回行くことにする。で、部屋をノックしてどうぞというからドアを開けて中に入ったすぐのところでこんにちはと言って自己紹介するも、話す気はないから引き取りを、のようなことが部屋の奥から聞こえてくる。いやいや、話す気はないってこっちは中傷されたと思っていてその点について聞きたいことがあるんですけど、どうして話をするのをいやがるのですか?とか食い下がっていると、勝手に入ってきてなんだ、みたいなことを言われるので、いやいやノックしてどうぞって言われたから入りましたよ、とこちらも売り言葉に買い言葉。そうこうしているウチに部屋に電話がかかってきて、出て行けと言われたから、まあこういう場所にかかってくる電話を盗み聞きするわけには行かないから,と思って部屋を出る。さて困ったなと思うとその部屋の向かいに事務室があるので、あのーすいませんこれこれこういう事情で困ってるんですけどと訴えに行く。そこは役場の職員さんが詰めていて事務仕事をしているところっぽい。で、諸々訴え、やっぱ問題が発生していて解決すべきだと思うけどそれには話し合いが必要で一方それを拒絶されて困ってるので助けてくれ、と訴える。そういわれた向こうも困り顔だけどそれは済まないが事務をやっている以上無関係ではいられないはずだしと、会長と話し合いの場を作るのに仲介をお願いして帰ってくる。後から考えると、向こうは最後まで部屋の奥からこちらに出てこなかった。ので、私は相手の顔もまだ見えず。オレみたいなタイプの人間だから気にならないから良いけど、人によっては失礼だって怒りはじめるよなあこれ。と、まあそんなことがあって、すっかり後書き書く気を失ってさ。まあいいや明日ゲラが届く前に送ればいいんだし、テキストだけなんだからメールがオレにはあるんだしさ。