海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

生理的に受けつけない

オンライン大会を無事乗り切った。なんかここのところ1カ月置きにピンチに陥ってる気がするが、やっぱ学部長と編集長と副編集長やって新聞の連載と科研費を持つのはキツイということであろう。で、今日はさすがに放心して何もする気がおきない。ので、「ファシズムの教室: なぜ集団は暴走するのか」を読んだ。有名な甲南大の授業で、受講生に制服着させて行進させたりナチス式敬礼させたり仕込みのカップルに糾弾の罵声を浴びさせたりしてファシズムの気持ちよさを体験させるやつのレポート。読みやすい。しかし、こういう授業が成立してしまうというのが当世学生気質だな、という印象を持った。私が学生のころにこれやったら、そのあざといとも言える仕掛けに反発する人続出になってた気がする。少なくとも私だったら、「ハイル○ノ!」とか絶対やらないし、もしやらされそうになったら食ってかかったと思うので、その時点で授業の意図は潰えてしまうからね。ということで、この授業はきわめて面白いし有意義なものだとは私も思うのだが、どうしてもアンビバレントな気持ちをぬぐいきれなかったのであるよ。ということで、昨日の晩からヨメサンがいないので、今日は1日家事をしたのである。晩ご飯は手羽元のコーラ煮。

ファシズムの教室: なぜ集団は暴走するのか