海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ブルシット仕事

私は電話をかけるのがキライである。知らない人相手には特にだ。これ、なぜかというと、おそらくだけど私は耳の解像度が悪くて、相手の言っている事の意味を非文字情報でかなり補ってそれで初めて理解できるところ、電話だと非文字情報がかなりへって、かつ知らない人だとその人の話し方の癖を知らないので補正が出来ないことから来ているのであろうと思っている。そんな私が、儀礼的な電話を某所にかけなければならない羽目に追い込まれてしまった。あーいやだいやだ、と、もう半月ほどかけるのを後伸ばし後伸ばししてきたのだけど、いよいよ後が無くなってきたので、勇気を出してかけようと決意したのである。で、何を言うか台本を頭の中で綿密に組み立てるのに20分ほど、さあかけるぞと気合いをためるのに15分ほどかけてやっとダイヤルを回す(死語)わけだけど、でた受け付けの人がまた聞き取りにくい言葉をしゃべるもので、もうすっげえ辛いの。あげくかけた相手は今所用なので昼にまたかけ直してくれということになって、また昼に15分ほど気合いをためてからダイヤル(繰り返すが死語)。今度は相手が出てくれたのだけど、儀礼的な内容の電話なので、言葉上は「ご丁寧にありがとうございます」みたいにいっているわけだけど「なんでこんなのかけてくるんだ?」と心の中で思っていることが手に取るようにわかるわけで辛い。誰やこんな仕事をオレにさせることを決めたのは。