海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

まさに乱

高橋久美子さんとのトークショー本番。高橋さんと言えば、チャットモンチーの元ドラマーですよ。そんな有名な人と一緒の舞台に出れるなんて夢のよう。こないだは本上まなみさんとも会えたし、なんかオレの人生どうなってるの?って舞い上がるのよね。で、会場は枚方の蔦屋書店。北摂の人間である私からすると、枚方は天然の障壁淀川の向こうに見える別の国。実際河内だ。なので、実は未だかつて足を踏み入れたことがないのであるよ。くずはは行くけど、枚方市駅周辺は通過したことしかないのね。つまり枚方デビュー。ということで、ミーハーだからこういう時は必ずついてくるステージママ兼ヨメサンと電車で高槻まで行ってバスに。阪急始発のバスもあるんだね。便利。13時待ち合わせのところ、12時についてあらかじめ調べておいたラーメン屋で腹ごしらえ。中華そば風で、ヨメサンが喜んでいた。で、まだ時間があるので蔦屋書店まで場所を確認に行くと、その前で佐藤ゆかりが街頭演説していた。そうかここが選挙区だったのか。で、聞いているのだけど、下手だな演説。言葉が頭に入ってこない。ふわふわしたことしか言ってないから聞いていても飽きるんだわ。ポジションで言ってるんじゃないよ。よその選挙区だし。あげく応援弁士が青山繁晴だったりして。それで中国ディスの演説とかするのヤバいやろ。で一通り聴くともう待ち合わせの時間。まず店に入ってみると高橋さんの本と私の本が大量に積んである。うわー、私のも置いてもらって嬉しいわー。ということで写真撮ってうれしがってツイートして、裏手の従業員口に回って待っているとハセガワさんが登場。ここでヨメサンは離脱して、蔦屋の人が現れて中に入れてもらう。その蔦屋の人にさっきのツイートのことを早速話題にされる。速い!で、まずは会場を見せてもらって、巨大な本棚ディスプレイの前にセットされた舞台に圧倒される。うわー、こんなかっこいいところでやるのかあ。おしゃれすぎる。と、FM802の番組に出ていた高橋さんとアライさん登場。はじめましてー。ずっとツイッターでやりとりしてて、もうすっかりお友達の気持ちだけど、いざ会うとやっぱり恥ずかしいの人見知りのオレ。で、少しだけセッティングの打ち合わせをしてから、最上階のカフェに連れて行ってもらって打ち合わせというか出待ちの時間。ここであんまり喋ると本番で困るから極力当たり障りのないことを話す。で、高橋さんの漬けた梅干しもらっちゃう。うれしー。全国のチャットモンチーファンの皆さん、ごめんなさい。お返しに昨日収穫した柿を、高橋さんに送ることにする。柿好きだと聞いていたので。今日持ってきても良かったんだけど、明日も一日収録とか本屋周りとかあると聞いたので荷物になっちゃいけないからね。で、いよいよ本番。お客さんが少ないと懸念されていたけど、蓋を開けてみれば満席。万歳。朝にラジオで告知したのも聞いたらしい。良かった良かった。で、高橋さんが私にいきもの話の質問をしようとするところを押しとどめて、耕す話をたくさんする。後からヨメサンに「もっと高橋さんに振らなきゃいけないじゃないか」と怒られたんだけど、オレ振ったつもりだったんだよ。聞いてくれていた三島さんにも、完璧なバランスだったって言ってもらったしさ。確かに、本の内容についてはあんまり喋らず、二人の耕し生活を話したんだけど、蔦屋の人はフリーに話すのが一番だって言ってたし、それこそが高橋さんも私も伝えたいことだったんじゃないかな。で、終わってサイン会。当然私は暇なので、高橋さんがせっせとサインする横でおしゃべり。そして、、、今日は打ち上げだ!ビバ緊急事態宣言解除!!高橋さん私に三島さんハセガワさんアライさん、ヨメサンにデッチさんの7人でイタリアンなお店で3時間くらいかなー。本の衝撃のラストのことについて、ああいうことってみんな経験するんだけど、それをどうやって消化していくべきかについて、大岡さんの今昔物語集を読んで感じたことと結びつけて訴える。あの本は、耕す本の話でもあるんだけど、社会のあり方までグサリと捉えたすごい内容のものなんだ、ということを思うのよね。いや打ち上げではひたすら笑ってただけなんだけど。楽しかったー。で、もっと早く帰ってくると思ってたから、帰りに晩ご飯になるものを子供に買ってくると言ってたんだけど、すっかり遅くなっちゃって、ゴメンナサイ。帰宅22時は申し訳なかったよ。でも楽しかったんだよ許して。