海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

茶飲み話風

1年ぶりの朝カル。慣れてきたところもあり、お客さんもそんなにたくさんいるわけでもなし、去年に比べるとかなり気楽。で、もう勝手知ったる中之島に出かけるわけだが、18階に教室のある建物はごっつくてエレベーターを乗り継いでいかなきゃならない仕様。である事をすっかり忘れていて、現地で戸惑う私。担当さんから直前に頂いたメールにそういえば行き方が書いてあったと思い出し、iPadを開いて事無きをえる。っていうか、このメール見た時に「なんだい1年経ったといったってもう勝手知ったる中之島。案内には及ばないのである」と一人思った私が浅はかだった。担当さんの方がよっぽど有能である。どうでも良いけど、担当さんの名前でググると、御本人のことを書いていると思しき記事が1サイトだけ出てくるのだけど、それが筒井康隆の偽文士日碌だというのがなんかすごい。ともあれ1年ぶりにお会いして、なんであれそういうのはうれしいものである。セッティングして、結局少しだけお客さん増えたけど、教室で対面で聞かれるのはお二人だけで、いずれもリピートされた方と聞く。ならばさらに気が楽である。と、もうなんか好き放題に雑談を入れながら喋ったらば、用意していたスライドの6割くらいしか喋れなかった。まあこういうのは、足りなくなるのが怖いから多めに準備するもので、それで結局後半が駆け足になっちゃいがちであるけれど、これまではおおむね準備したものを喋りきっていたところ、ここまでスライド余らせたのは初めて。いや、でもだんだん朝カルの雰囲気がわかってきて、準備したものを全部喋ろうとして消化不良な話をするよりは、時間が足りなくなってもゆっくり丁寧に喋った方が良いのだと思うようになったので、これで良いのだ。必要なら喋れなかった分をまたやればいいだけの話だからね。ということで、ゆうゆうと終わらせて、リピーターの方と少しお話してから担当の方と感想戦。今回オンラインから質問が無かったので、なんででしょうね?という質問をしたら、オンラインサイドはリアルタイムで聞く人が少なかったかららしい。あと、話し残したのはクモの個性の話だったのだけど、Pruittの話とかしたら大変面白がってくれて、ちょっと意外な感じ。で、すっかり暗くなった街を歩いて帰ってくる途中で堂島のジュンクに寄って自分の本がどう扱われてるかをチェックしてみたら、「クモのイト」の初刷がまだ置いてあった。うへー、まだこれ市中に残ってるんだ。ということで紀伊国屋もチェックしてみたらさすがにそっちはなかったけど「もえる!いきもののりくつ」のサイン本がまだ残っていた。うーむ確かに別にオレのサイン本なんていらんわな。

出かける前にミシマガを読んでいたわけだが、29日は「高橋さん家の次女」の日だわーいと思っていたら、なんと私が登場していてビックリした。っていうかうれし恥ずかし。今年の私の野菜作りは何やっても上手く行かない事が続いていたわけだが、こうしてネタに使ってもらえるのであれば、失敗した甲斐もあったというものであるよ。

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