昨日のバルーニングが小さくしか写真に撮れなかったのは腹ふくるる思いなので、今日はTG5を持ってもう一度昨日の場所に行ってみた。やっぱお尻を高く掲げたクモの写真を持ってると、講演の時とかに使い勝手が良いものなのだ。そしたら昨日あんなに柵の上を走り回っていたクモがちょっとしかいない。やっぱり昨日は人間に踏み荒らされてパニクって逃げてたんだ……でもまあ、少ししかいないとはいえ、20分も粘っていると、キレイな写真が撮れる。これでまた講演のクオリチが上がりますわよ。さて、夏に書いた原稿なのだけど、出版社からコメントをもらった。が、そのコメント、その通りに改訂しようと思うとかなりの大手術になる一方で、私から言わせるとその改訂はあまり効果的ではないどころか下手したら悪くなるんじゃないか？とも思うもので、うーん困ったなあと思っていたわけ。で、この原稿は分担執筆の本の一部なので、まとめ役氏に、言うこと聞かなくて良い？と尋ねてみたら、立場もあろうまとめ役氏は、ダメ、という。うーんと思って、コメントのエッセンス部分だけを採用することで原稿が悪くなることを防ぐことができるように私には思われる妥協案を提案してみる。すると、いやオリジナルのままで良い、という意見が別方向からきて、なんか話がややこしくなりそうな雰囲気が漂ってきたので、ええい、ならば2バージョン作るので、比べてみて良いものを選んでくだされ、という力技にでる。私、ボツになる原稿書くのは得意なの。つうことで、あっという間にかなりの中手術に相当する改訂を終えて投げる。文章書く速さだけは負けないの。
