来月研究室のエアコンをリプレイスする工事があって、天井埋め込み型なので作業が大仰になり、エアコンの下のものをごそっとどけなくちゃならない。具体的には作業が2つ必要で、1つが机の上をクリアにすること。で、これはたいした事はない。パソコンと周辺機器を少し窓際にずらしてやるだけで良いのだ。問題は二つ目で、ちょうど直下にあるソファを移動させなきゃならないのだが、このソファががらくた置き場になっているのである。研究室というものは一般に、部屋の主がくだらない会議とかから帰ってきた時にもらった資料を投げ捨てる場所というのが必要なものである。そして、気が進まない仕事が降ってきた時も、関係する資料をほかっておく場も必要だ。で、私の部屋の場合それがソファの上なのである。つまり、これを移動させる前には、積み上がっている何物か、積み上げた本人も正体を覚えていない何かの山を片づけなきゃならないのだな。で、昨日それをやったわけ。大変だったさあ。数時間格闘してソファの座面が見えた時の達成感ったら。考えてみれば私は最初に勤めた大学は4年しかおらず、次も7年で異動したわけで、書類が地層化するといってもそれほどでもなかったのだけど、もう今の職場に来て干支が一回りしそうになっていて、澱がたまるったらない。ここで一度片づけるのは良いことである、と思っていたらば、最下層にあったものは2014年ごろのものだったので、ということは、ここに移ってきてから少なくとも一度はソファの上を片づけているということになる。それでこの地層か。。。もう少しマメに片づけをしよう、と一応は心に誓ったのである。
