海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

みどりの日だったんだよ

畑にハタケニラが侵入して、去年大規模な駆除作戦を開始したのである。タマネギの収穫後にひたすら掘り返して球根ごと除くのだ。だが、一年で終わるはずがない。なぜなら大きくなったハタケニラは球根の周りに鱗片状のものが生育して、球根を掘り出そうとするとボロボロと落ちて土の中に紛れてしまい、その一つ一つの鱗片がまた発芽して増えていくのである。つまり、取り除こうとすると逆に株が増える仕組みになっているわけだ。なんたる悪辣。その上で耕したりなんかすると、分散にまで人間が手を貸すことになるわけ。なので、去年の球根掘り出し時には、周りの土もごそっと取り出して捨てるようにしていたのだが、もちろんそれで完璧に駆除できるわけでなく、この春は畑から芽がニョキニョキ伸びてきているのだな。その数は去年より多いのである。あなおそろしやハタケニラ。しかしだ、数は増えているとはいえ、まだ伸びている茎は細い。去年のごつい株がいくつも生えていたのと比べるといかにも貧弱だが、これらは取り残した鱗片から出てきたものだと思えば理解できる。つうことで、この細い芽を細いうちに取り除くのが駆除作戦の肝になるわけだ。こいつらはまだ鱗片が成長していないので、球根部さえ引っこ抜けば終わりだ。つうことで、ガシガシ掘って取り除くのだけど、なんと葉が複数出ている株には既に鱗片が成長し始めてるじゃないか。ガーン。タマネギとニンニクの畝の間にまだ取れないでいる株も残っているし、今年も完全には除去できなさそうだ、ということがわかった。しかし来年には必ず。