海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

帰郷

毎年この時期に参加している子ども向け生き物シンポジウムが明日。今年も生き物の専門家として呼んでもらえたので、今日は前ノリで昼過ぎから新幹線で西へ。以前からネット上で話をしていた高校の同級生氏と1度対面で飲みましょうと言っていたのでそれを実行するのである。で、2週間前に猪鍋食べた他の同級生氏と他3名の計6人で代々木上原のお店で合流。しかし、途中原宿を経由したのだけど、あまりの人の多さにウッとなる。考えてみれば東京は1年ぶりか。オレも免疫が失われつつあるのであろう。で、飲み会は全員オッサン。なんつうか、自分がいかに世間的な標準から外れているのかを痛感する会。無限の成長を前提とする資本主義経済なんて続くはずがない、ってことをオブラートなしでそのまま口に出したら、見事に場が凍りついて、この人は破天荒だなあと日頃から思っている人にとりなされたりするのもおかし。いや、誰が考えても自明なはずのことを言ったつもりで、私だけが言ってるわけでもないのだけど、まだまだ世間的にはタブーなんだな、と思いました。つうことで、取り繕うためにパカパカ飲んだりして、ヤバい感じになってお開き。武蔵小杉へ。去年は明日のシンポジウム会場である二子玉川の川向こうである溝ノ口メッツに泊まったのであるが、去年ですら1泊15000円で足が出ていたと言うのに、今年は2万円越えと聞いて、もうオレは東京には泊まれない(川崎だけど)うえーん、と思って少し離れるけど安目の上品で裕福な仕事人ホテルにしたのである。それでも15000円だが。いや、一応明日はお仕事なので大学の研究費を使ってきているわけだが、規程の旅費だと1泊10000円にしかならないの。大赤字よ。旅費規定の改訂もせずいつまで放置し続けるつもりなのだろうか。それはともかく、武蔵小杉は私が裕福な仕事人のことを初めて知った場所であって、ここの好印象が今に続く仕事人推しを作り上げたのであるよ。あれは2011年のことだからもう干支一回りしてるよ。つうことで、ああここは久しぶりであるなあ、と嬉しくなる。駅からホテルへの道のりが分からなくなってて、道に迷ったのは内緒だ。