海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

東回り

微妙に前夜のお酒の影響が残っているような気がしないでもないのだが、今日は子ども向けシンポであるからして、そんなことでは困るわけよ。アルコール分解には燃料が必要だから、と朝食をもりもり食べる。ってか、ここの朝食バイキングが豪華だったのが、仕事人ホテルの好印象の半分くらいを作っているのであった。が、今回はそれほどでもなく、そもそも日曜の朝だと言うのに朝食会場に人がほとんどいなくて、ここの仕事人ホテル大丈夫か?と心配が頭をよぎったことを告白しておく。で、まあ食べてゴロゴロしていると頭も冴えてきたので、よし、と会場に。自由が丘まで東横線で行って大井町線に乗り換えですよ。せっかく自由が丘に来たのに日曜だからホシノさんを訪ねることもできず。明日だったら転勤直後のヤマダさんを襲ってビックリさせられたのになあと残念。それはともかく、会場について、皆さんと御挨拶する間にシンポ開始。わたくしのお務めは子どもたちの発表を聞いてコメントや質問をすることであって、がんばっていろいろ喋る。で、12時になって、まだ会は続くのだけど、先に抜けさせてもらう。仕事はここまで。田園都市線で渋谷に出て、湘南新宿ラインで大宮、そこから新幹線で長野だ。ひょっとして、オレ、はくたか乗るの初めて?列車は満席で、三人掛けの窓際にとった席に着くには手前の女性客二人に立ってもらわなければならないのだが、その立ち居振る舞い、なんだかただ者ではないぞこの二人。巨大なリュックに機能性の高い動きやすそうな服装に、だらしなさを出さない必要最小限だけど効果的なお化粧。いったいこの人たちは、、、と思っていたら、お二人がかばんから資料を取り出して話しだした。それを聞くにどうやら、被災地支援のため能登に入るお医者さんだ。そりゃただ者ではないわ。つう事で明日から三日お休みもらって遊ぶ私としては拝みたくなった。するうち15時前に長野駅着。駅前のバスターミナルに向かうと大勢の外国人が並んでいる。その可能性はあるだろうなあと思っていたけど、思ったより多い。下手すると1台で積みきれないんじゃないか?と思っていたら、二台来るらしい。じゃあ安心、と結局1台目に乗れて西へ。長野からバスで西に向かうと何があるかと言うと白馬である。1時間くらいで到着。順々に人を下ろして、終点は栂池に17時前。そこから歩いて200mほどのオーベルジュに投宿。宅急便で送っておいた荷物を受け取って、すぐに夕食。ここは何度か来たことのあるオーベルジュで本格的なフランス料理のコースを夜に食べさせてくれて美味しいのである。こじんまりした宿でアットホームなので一人で泊まっても違和感ない。いやだって、ぶーちんは受験だし、上の子はまだ授業があるし、ヨメサンは足の指骨折してるしさ。公共交通機関で来るなら一人でも不安ないしさ。