海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

Radio Station in my pocket

ついに今朝、iPodが届いた。早速、母艦のiMacから音楽ファイルを転送。


全部で2GB弱、400曲ほどであるが、全部聞こうと思ったら30時間ほどかかる。で、これをランダムな順で聞いているのだが、とても楽しい。


そもそも、私は音楽聞くならCDよりもFM派だった。というのは、「うわー、こんな曲が流れてきたー」というセンスがCDからは得られないからなのだ。なんというか、一期一会のこの曲こそ愛おしいというか、あらかじめ予定された(ことを私が知っている)曲を聞く消費者としての私にわずかな違和感を感じるというか。


ところがここ九州の一地方都市に来てから私はFMを聴けなくなった。FM局はあるにはあるのだが、お喋りの間に音楽をかけるような(それも、流行りのJ-POPばかり)番組では、ちょっと。


そこにiPodである。20GBのHDをすべて埋め尽くした日には、全部聞き終えるのに300時間かかる計算だ。一日三時間ずつ聞いても三ヶ月以上かかる。これをランダムシャッフルで聞くということは、一つ一つの曲との出会いは、ほとんど一期一会である。今回聞きのがしたら次に聞けるのはいつやもしれぬ。


つまり、iPod20GBとは、自分の好きな曲ばかりかけてくれるラジオ局なんだ、と思った。