海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

先生

行動学会でお知り合いになった人が尋ねてきたので、私の研究内容について午前中いっぱい講釈。大変熱心に聞いてくれるので、こちらもノリノリなのだが、医学部に勤めておられる方のためか私を「先生」と呼ぶので恐縮する。先生と呼ばれるほどのバカで無し。

大学院時代の私の研究室では、教官のことを「先生」と呼ぶと怒られたもので、それは「大学院生は一人前の研究者であるはずだから」という理由だった。学生という立場に自分を置くのは一種の甘えである、と。で、まだぺーぺーの院生だった私はそう言われて感心したものだったが、長じて新入の院生に同じように言ってみたら「それって教官が指導をサボるいいわけじゃないのか?」と言われて、世の中にはいろんな見方があるもんだなあと思ったという。

夜はスーパーレイトショーで「僕の彼女を紹介します」。私と言えど、韓国映画だったらなんでも許すってわけじゃないぞ。