海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

risk sensitivityと大学受験

午後からの作業で一年間の関連業務は終了。つつがなく終わって安堵。

この時期、大学人が三人集まると志願者減の話になるのだが、いろんな大学の話を聞くと、18歳人口の減少より激しく志願者が減っているようで。これはつまり、一人当たりの受験校数が減っているということだ(今や贅沢言わなければどこかの大学には入れるのだから当たり前だろう)。となると、歩留まり率は上昇することになり、志願者減少率だけから「そのうち定員割れするのでは?」と考えるのは単純に過ぎるということになる。

それにしても、受験校数が減ると言うことは、試験の出来具合に偶然の影響が強く現われて大学の序列化が弱まるのか、それとも失敗がしにくくなるから受験校選択がよりシビアになって序列化が強まるのか、どっちになるのだろう?

ここまで考えて違う可能性があることに気がついた。実力のある上位校受験者は偶然の変動の影響を避けるために受験回数を増やし、大学に入れさえすればどこでもいいと言う層は受験回数を減らすということになるのかもしれない。