海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

理想自由分布に非ず

朝市で野菜をしこたま買い込んだヨメサンが聞いてきたところによると、人口7400人ほどの原村の保育園には200人も園児がいるらしい。で、朝ご飯を食べて、なんでも「いま、会いにゆきます」のロケがあった林を通り抜けて八ケ岳中央農業実践大学校というところへ。色んな花が咲いていてきれいな林だった。いいなあ原村。で、再び野菜をしこたま買うヨメサン。ヨメサンはとにかく野菜の直売所が好きでたまらない人であって、今回もドライブの途中いくつも道の駅を通り過ぎたのだが「ああ、道の駅がつぎつぎと私を襲うのー」とよだれを垂らさんばかりの勢いであった。

それはともかく、お昼は宿の人に勧められた蕎麦屋に行ってみたら、なにやら洋館風でイヤな予感がしたものの、大変おいしいお蕎麦が出されて御満悦。なんかあらゆるものが楽しいぞ原村。で、妹夫婦所望の白州の親水公園に行って帰り道、小仏から25キロ渋滞との表示。大月から相模湖まで2時間かかるとか。いくらなんでもそれは耐えられないという事で、大月で降りて20号線に向かうかどうか考える。一般に高速が渋滞するとそれを避ける車のために下道も渋滞して、結局どちらを取ってもかかる時間は同じになるという、いわゆる理想自由分布が実現するものであるが、ここは東京しかも休日渋滞だ。ひょっとするとドライバーの多くは渋滞を唯々諾々と受け入れ抵抗を試みる事などしない御上品な人たちかもしれん。ならば下道は案外空いているかも。ビンゴ。下道をスルスル走って、上野原で少し渋滞にあうも1時間20分で相模湖まで。ここまで来たらまだ渋滞の中とは言え、突っ込んだ方が早く帰られると判断し、再び高速に乗る。すると渋滞というのは発生地点に近づくと流れているものなので、再びスルスルと走ってそこから40分ほど、全部で三時間弱でウチまで帰ってくる。そんな中、横浜に帰る妹夫婦は渋滞の表示をみて、大月から御殿場経由で東名に抜けるという大迂回を試みた結果ドツボにはまり、5時間半もかかったそうな。合掌。

夜は朝市で買った不耕起無農薬栽培のトウモロコシ。少し水っぽかったけど歯ごたえがあっておいしい。いいなあ原村。