海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

天一の王

今日のウチの大学は、電源まわりの点検のため計画停電。ということで、春に中央線で17年ぶりにバッタリ再開した、私が学部時代に所属していた映画サークルの先輩かつ二十歳時分の私のあこがれの人で(「私も早くあんな愛されるおじさんになりたい」と思っていた)、私に天一のラーメンの味を覚え込ませた張本人であり、今は某新聞社の科学部の記者であるところの、いわゆる勝Pさんのお家に家族で遊びに行く。ついでに動物行動の映像データベースの話も。勝Pさんは今でも水道橋の天一に行く事があるらしく、「私もこないだ地震で水道橋付近をさ迷ったときにその店の前を通った」という話をしたら、「通り過ぎたらあかんやないか。ちゃんと食べんと」と一喝された。人は17年経っても何も変わらない、というちょっと良い話。何かこんな事書いていると天一食べたくなった。


深夜に「ランド・オブ・ザ・デッド」。それが駐車場の前に車の列が出来ていて、入庫するまで10分近く待たされ非常に焦るものの、なんとか本編開始の数十秒前に滑り込んでセーフ。どうも「容疑者 室井慎次」の初日に人が押し寄せているせいらしい。その可能性には一ミリ足りとも気が付いていなかった。で、映画だけど、これまでのロメロのゾンビ物のインデペンデントな感じが薄れて、もろにハリウッドB級映画になっていた。

それにしてもシネコンの入っている「くるる」という商業施設の駐車設備はイマイチである。タワーパーキングになっているのだけど、ということは一台を収めるのにかなりの時間がかかるということで、ちょっと車が増えると、空車状態にも関わらず、なかなか入れないということになる。さらに車がタワーから排出されるのを待つ間に、持ち主がどこかに消えてしまう事があるのだが、それが満車になって一台出しては一台入れるという状態に生じると、その人が帰ってくるまで次の車を入れられない事になる。もちろん他の車も出庫できない。非常に効率が悪い。大阪だったら暴動が起こるんじゃないかとついつい心配してしまうが、幸いな事に(残念な事に?)その心配はいつも杞憂に終わるのである。