海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

気分はもう塾講

♪やっみーをっ、ひきさっくっ、あやしぃーひ、め、い、だれだ?だあれえだ?だあれえだぁー♪

それはSRI。。。というわけで、今日は件のSPI対策講座が始まる。知らない人のために解説しておくと、SPIとは企業が採用試験の時に課す事が多い適性・能力検査のことであって、決してスーパープレミアムアイスクリームとかではない。って、SPIって何の略?

そんなことはともかく、就職活動を乗りきるためにはSPIを上手くこなせるに越した事は無く、私がその数的処理問題の回を担当する事になった次第。で、解説しましたよ、つるかめ算とか虫食い算とか濃度の計算とか。連立方程式を華麗に解いて見せた背中の微妙な陰影について、誰か学生は気が付いてくれたかしら。いや、つるかめ算の解き方を学ぶために払うものとしては、大学の学費はあまりに高い。で、このような歪みは長時間存続できないと私などは考える。つまり、つるかめ算の解き方を教えている限りにおいて、学費は下げ方向への圧力を受ける事になるのではないかと思うのだな。となると、圧力を受け入れるか、もしくは圧力に抗し続けてどこかでパチンとはじけるかのどちらかになるじゃないか。いずれにせよあまり楽しい話じゃない。

考えていると暗くなってくるので、目先の業務遂行に専念する事にする。今回は学生が起き続けられるような仕掛けを用意するのも仕事のうちだよねーと思いつく。というのも、「別に役に立たないから聴きたい人だけ聴けばいいですよー」とうそぶいている日頃の教養科目とは違い、今回の講義は、ちゃんと聴けば役に立つのが建前であるからだな。で、のっけからテンションを高め、後ろの方に固まって座る学生たちを教壇前まで詰めさせたり、次々と学生を当てては答えさせたりした。こんなの普段のボンクラな私の講義では絶対にやらない事だ。さらにライブ感を高めるため、マイクを使わず地声を張り上げて喋りまくった。

これを二コマ目と三コマ目で2回やり、さらに四・五コマ目はレギュラーな講義があるので、今日は全四コマフル講義。いやーさすがに疲れた。これが来週と再来週も続くのだ。一度集中講義で9時から6時までぶっ通しをやったことはあるけれど、その時は午後に休憩のために一時間以上ビデオ鑑賞の時間を入れていたので、今日は私の連続講義時間の最長記録だったりする。なんか五コマ目喋ってる途中に唾液を飲み込んだら血の味がしたような気がしたんだけど、気のせい?