海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

羽ばたく畑

来年の大学紹介パンフレットに畑ゼミの事が載るらしく、今日は授業中にカメラマンがやってきて、冬を前にやるべき作業がほとんど無くなった畑でヤラセ写真を撮った。で、夕方にはライターの方から簡単なインタビューを受けた。で、「最近は、資格だとか英会話能力だとかSPIだとか、学生の役に立つ教育をしろとよく言われます。これらは確かに今の社会の状況が変化しなければ、例えば就職の役に立ったりすることでしょう。けれど世の中には、状況がどのように変化したとしても変わらず生きるのに役立つような事項がたくさんあって、大学ではそれを学ぶ事も同じくらい重要なのです。教養教育はそういうものであって、畑ゼミもその文脈で位置づけられます。世の人は自己開発リソースを、現下の状況がずっと続くという見通しに全て投じて本当に大丈夫なのでしょうか?」と言うような事を喋った。