海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

サイエンス映像学会に出る

ということで、3時間睡眠で東大弥生講堂へ。サイエンス映像学会の設立総会と公開シンポジウムに出るのである。動物行動の映像データベースの運営をしている身としては、最低限どんな活動が行われるのか知っておく必要があるじゃないか。で、有名な人がたくさん来ていてほへーっと思いながら午前中の総会が終わり、Y田さんと喫茶店でお昼を食べていたら、学会会長である所の養老孟司さん(なんかもう他人じゃないような気がするので「さん」付け)が入ってきて左横の席につき、さらに学会理事で元物理学会会長の坂東昌子さんが別口で入ってきて右横の席に。そんななか、Y田さんとアザラシDBの話をしているのは、なんか変な感じ。

肝心の学会だけれども、私が想像していたよりもずっとメディア寄りだった。で、映像と科学の関わりと言うと、映像を科学的事実の優れた表現手段として使うという事と映像をデータないし資料として使うという事が出てくるのだと思うけれども、メディア寄りと言うのは前者寄りということ。

午後からはSニーのI上さんも来ていた。話が出来なくて残念。

帰り道、地下鉄を待っていると、シンポジウムで基調講演をされた白川英樹さんが目の前にいて、ノーベル賞受賞者が手の届く所にいるのは、なんか変な感じ。で、新宿でY田さんと飲む。生き物はすべて退却戦を行っているのだから、どれだけよりよく退却できるか?という観点で研究したっていいじゃないよ、というヨタを飛ばす。楽しかった。