海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

さまさま

今年から動物行動学会の会長をさせられていて、あまり仕事はないのでそれほど大変ではない、と聞かされていたのだけど、イザ任についてみると、意外と気が休まらない。オレの気が小さいだけか?とも思うわけだがそれはともかくとして、その、あまりないといわれていた数少ない会長の仕事が、年に一度ある大会の会場を引き受けてくれるところを探すこと。が、最近は皆忙しく引き受けてくれる人が減ったのでこれが大変らしい。去年なんかあやうく翌年(つまり今年)の会場が見つからないという事態になりかけてたりしたくらいだ。が、幸いなことに次の年(来年)の引き受け手はもう見つかっている、という話で引き継いだので、オレ的にはお気楽だったわけ。つまり私が探さなきゃいけないのは再来年の会場であって、まあ今年の大会のときに会う人会う人にお願いしてたら誰かやってくれるだろうと考えていた。で、11月頭の大会がなんとなく近づいてきて、一応念のため、と思って聞いていた引き受け手にメールを入れてみたら、聞いてないよ、というお返事。え?と思ってどういうことか尋ねてみると、どうも私が誤解していて引き受け手は別のところの人だ、と。で、それも可能性があるよ、のレベルだったらしく、全然固まった話じゃなかったらしい。えー?聞いてないよ、はこっちのセリフだわ。と、その本来の引き受けて候補さんにおずおずと「えー、去年受けてくれるかもとおっしゃってたと聞いたのですが、いかがなもんでしょうか?」とメールすると、なんと!事情が変わって無理だとのこと。ががーーーーん。っていうことは、今から慌てて来年の会場を探さなきゃ行けないって事じゃないか。いやそりゃ再来年やってよ、っていうのと、来年やってよ、って言うのとでは受けてくれる可能性は大違いだ。ニワカピンチなオレ。しかたがない。こうなったらとっておきのカードを切るしかない。21世紀の日本の動物行動学の隠れた根拠地であるT京科学大である。いったいあそこに何人の関係研究者がいることか。片手では収まらないんだよ。あそこは動物行動学の最後の理想郷。で、実は3年後にやってもらうことをMぺさんに請け負ってもらっていたのだが、この窮地を救ってくれるのはY田さんMぺさんしかいない。持つべきものは友。つうことで、まずはMぺさんに電話して、窮状を訴える。そしたら「いいけど、Y田さんがなんて言うか」という話なので、そこは私が説得します!といって返す刀でY田さんに電話。そしたら、なんのためらいもなく引き受けてくれましたよ!!マジ持つべきもの!ありがとーありがとー。本当に助かりました。今日は素晴らしい日だ。当面の肩の荷が下りましたよ。と思ってニコニコしながら帰ってきたら、もう一つ良いことがあって、本当に今日は素晴らしい日だ。