海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

タイムマシンはデスクトップ式

iMovieHDを使ったタイムラプス撮影の続き。実は一週間試し続けてまだ一度も成功していない。朝になってビデオを回収しようとすると、必ずiMovieHDが異常終了しているのを発見する。

どうもHD画質の取込みだとMac側の処理が追いつかないのが原因らしい。モニターのプレビュー画面を眺めていると、リアルタイムな画像ではなく、少し以前のものが見えているのだ。で、遅れた部分はバッファーに貯められたりしているのだろうけど、夜にカメラを仕掛けて朝回収するというように半日以上も録画する事になると、バッファーが溢れてしまってクラッシュするという。

いろいろ試して、4時間程度の録画時間ならクラッシュはしない模様。であれば一晩中撮影するのじゃなくて、夜明け頃から始めることで、問題は回避できそうな気がする。といっても、わざわざ早起きして録画ボタンを押しに来るなんて力技の解決はイヤだ。でもiMovieHDにタイマー機能なんてあるはずもない。こういう時はあれだ。MacOS伝家の宝刀AppleScriptを使うのだ、と思って、どうやればいいのか調べてみたら、なんとiMovieHDはスクリプタブルじゃない!純正アプリの癖にAppleScriptが通らないなんてひどすぎる!!

と、嘆いていても仕方ないので、さらにいろいろ調べてみて、スクリプタブルじゃないアプリでもactivateする事は可能で、そうすればSystem Events経由でキーストロークを送ってキーボードショートカットを使える事がわかった。幸いiMovieHDで動画の取込みはスペースキーで開始できるので、タイマーアプリケーションと組み合わせて仕掛けを作った。これでちゃんと動いてくれますように。

どうでもいいが、遅れた映像が見えると言うのは、例えばカメラの前を横切ってMacの前に座ると、今まさに画面を横切る私が見えたりするということ。「デジャヴ」という映画で過去を監視する装置というのがあったが、まさにそんな感じ。