海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

研究者みたい

というわけで昨日仕掛けたクモの回収に出かける。やるべき作業としては、カメラと外部レコーダーの電源を切ることと、首尾よく網を張っていれば写真を撮ってクモを返すことだ。が、そのためにわざわざ駐車場代を払うのはバカバカしいので、ホンの一時的に停車するだけという名目で大学の駐車場に停めることにする。一応運ぶ荷物もあるのでそれにかこつけるという体裁だ。で、一時的なので、まあ滞在10分くらいということで、網の写真を撮るのとクモを返すのはやらないでおいて、でも造網枠の中にクモがいると網を回収しちゃうので、クモだけ外に取り出して網を保全するという。これだけのために午前中をほぼほぼ潰すというね。いや、でもそもそもクモが網を張っていなければ、この大学までの一往復は無駄になるわけだが、今日はラッキーなことに網を張ってくれていたので、午前を失ったとしても、十分やったかいがあったというものなのよ。なんせ今年の科研費初のデータになるわけでね。大きな前進。あとは何度か繰り返して撮影条件とかを最適化させて、そしたらデータ取り放題。うふうふうふ。ということで帰ってきて、しばらく行方不明になっててヤバかった野帳が見つかったので、そこからデータ起こし。いやー、4年前のデータを失いかねなかったよヤバいヤバい。とにかくも、コンピューターファイル化だけはしておかないとね、という。いやー、この何年か、野帳からデータ起こしする気力もなかったんだなあ、ということに気がつかされる。で、半分ほどできて、ざっと解析してみると、こちらの持ってた印象はおおよそあってたかな、という。