海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

はじめてのおつかい

我が家の虫かごは満員。そこで子供たちがショウリョウバッタなどを帰すべくウチの隣の某大学の草むらに出かける事に。で、ウチの子ももうすぐ6歳だ。もうそろそろウチの近くくらい付き添いなしにうろついても良かろうと言う事に(恥ずかしながら我が家は過保護なので、子供だけでマンションの敷地から外に出した事はこれまで1度もなかった)。行路のほとんどはキャンパス内だから車に轢かれる心配もほとんど無いし。とはいえ、そこはそれ初めての事になると心配になるのが親と言う生き物の心理であるからして、元気よく出かける子供たちの後を見つからぬようついていく私。子供と言うのは想像以上に注意散漫なものだから(だから心配)、100m程も離れれば見つかる事はないので、別に電信棒に隠れながらというわけでもなく、堂々と歩きながらついていく。校門を通る時にちゃんと顔なじみの守衛さんに挨拶している子供を眺めて感じ入ったりして。私も遅れて挨拶。

で、問題はバッタを放して帰り道の子供らと鉢合わせになる事だが、それは校門を入ったところにある大きな広場の反対側を通る事で避けるのだな。こうして上手く子供らをやりすごし、再び後ろについて歩き出した。もうここまで来れば、見つかる事もなかろう。よしんば振り向かれたところで、これだけ距離があればわかるまいて、フフフ。すると校門を通過しようと言うまさにその時、ピシャッと振り向いてこちらをじっと見る子供ら。む、と思ったら「おとうちーん」と手を振って走ってくるぶーちん。しまったなぜ見つかったのだ!

ウチに帰って聞いてみると、守衛さんが「あれ?お父さんは?」と言ったらしい。そんなところに伏兵がっ!

っていうか、日頃から挨拶していると、大人はちゃんと見守ってくれるんだよ、という話