海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

二度ある事は

今日からつくばで学会。これまでつくばは3回学会で訪れた事があるけれども、どうも私はこの地と相性がよくないみたいで、車で行った一度目はシートベルト検問に引っかかったり懇親会に5分遅れでついたら既に食べ物が無かったりした。二度目の時は、会場から随分と離れたところにあるとってもサービスの悪い宿に知らずに泊まったのであった。

で、三回目はいったいどんな辛い事があろうかと思っていたら、中央線にやられた。電車が遅れていたのだな。ノロノロ運転で20分以上遅れたんじゃなかろうか。結局予定のつくばエクスプレスには乗れなくて、ホテルに荷物を置いた後タクシーを使ったのだけど、「大学会館まで」と言ったら、場所のわからない運転手で、地図を見せながら「なんでワシが説明しないとイカンのやろか」と思っていたという。しかしまた悔しい事に、ウチからつくばまでは2つルートがあって、駅で中央線が遅れている事がわかったのだから、すぐに逆方向に向かって武蔵野線経由で行けば問題なかったはずなのだな。それがボーッとしていてわざわざ辛いルートに突入してしまったのであった事よ。

初日の会場では、例によって会議漬け。火の車の学会財政を解決できるかもしれない道筋を昔から主張していたのだけど、それに実現の可能性が出てきたとか。希望の光。夕方はシンポジウム。工学畑の人の動物ロボットの話。しかし工学畑の人には自律分散系が好きな人がちょくちょくいて、今回も粘菌ロボットを自律分散的に動かす話があった。ローカルに膜が動いているだけなのに、全体としては一方向に進めるという。ところで膜の一部は右に動こうとして別の一部は左に動こうとして、全体としては一時的にスタックしてしまって、と言う事がちょくちょく起るのが本当の生物だと思うけど、このロボットはそういう非効率というか不経済な部分も実現できているのかしらね?という話をシンポジウム後にY田さんMぺさんI田さんと飲んでいる時にした。

飲み過ぎた。