海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

餅は餅屋

今日はU丸さんがやってくる。諸般の事情でキャンパスの植物のことについて文章を書かねばならず、やってはみているものの、そこは専門ど真ん中ではない悲しさ、イマイチその信憑性に自信がない。と言う事でU丸さんとキャンパスの中を歩いて、私の認識をチェックしてもらう。とっても助かるのであった。

夜は八塩というお店で飲む。とってもおいしい魚だったけれど、値段もそれ相応だった。

旧社保庁職員の「赤旗」配布:逆転無罪 「表現の自由守られた」 支援者歓声 - 毎日jp(毎日新聞)

ここ7-8年、どうも世の中がおかしな方向に向かっていると思い続けているのだけれど、一方最近はちらちらと潮目が変わり始めているのではないかとの希望を感じさせるニュースにも接する。これもその一つ。で、この記事でシビレタのは、このくだり。裁判長が無罪を告げて、


一瞬の静寂の後、傍聴席に詰めかけた支援者からは、「おおー」と歓声が上がる。「静かにしなさい。こんなことで喜んではいけないんだ」。中山裁判長は一喝し、判決理由の読み上げを始めた。
「静かにしなさい。こんなことで喜んではいけないんだ」。法律は杓子定規に適用するのではなくその趣旨に照らして運用すべきであって、別の言い方をすると、人は法律の奴隷ではなく人のために法律はあるのだ、ということを、この裁判長は至極当たり前のこととして捉えていて、一方でその自分が当たり前と思っている認識が現在脅かされていることもまた理解していると私には読めた。そのクールな立ち位置がこのご時世とってもかっこいいわけよ。私もかくありたい。