海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

自然科学者のお作法

一応陰性だったのだけど、感染の可能性があってからわずか二日目の検査ということで、その結果をどこまで真に受けていいものかわからない。つまり、この土日の隔離をいつまで続けるべきか、ということが問題になる。で、検討した結果、接触から4日目である今日の夜まで症状が出なければ、まあ大丈夫ということにしよう、と、ヨメサンと合意する。で、今日は昨日書いたように、学校法人全体の情報化を進めるための会議が対面で行われるのである。同じ部署からさらに複数の陽性者がでており、職場で感染が拡がっていることは確実と思われる状況で、悪い冗談、というのはこの時のためにあるような言葉だ。で、その会議は、学部長のでる会議と同じ部屋で行われるので、どうせそういうことなら、と、この間購入したCO2モニタ−を持ち込んでみた。いやこれ、自分の研究室とかだと、換気扇回してなければ何時間かたつと1000ppmくらいまでサクッと上がるのを見せつけられて、やっぱ数字で示すのってすごいよね、と思っていたので、じゃあこの部屋もいかに二酸化炭素濃度が上がるか見える化してやろう、と思ったわけだな。ところが、やってみたらあんまり上がらないの。400ppm強がほぼ外気と同じなわけなのだけど、けっこう人がたくさんいるのに一時間経っても500ppmくらいまでしか行かない。つうことで、この会議室はけっこう換気がいいということが分かった。くう、喜んでいいのか再びである。が、その後、私がこの二年間定期的に学部長としてのハンコを意味もわからずつきに行っている事務の部書に行くと900ppm近くあるじゃないか。ここやばいっすよ。感染者が出てないのはたまたま入り込んでないだけで、入ってきたら拡がりますよ!と警告して帰ってくる。結局私は夜まで症状が出なかったので、一応これで無罪放免である。