海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

独り立ち

大学の後期入試なので、8時半に集合して問題なく試験が開始できることが確定するまでの間、学部長は本部詰め。確か去年は15分くらいで解散になったように思うのだが、なぜか今日は一時間も拘束されて、することがないので、比較的気の合う他の学部の学部長さんと雑談。互いの苦労の話をする。その中で、自分が学部長に選ばれた経緯のことなんかも話して、あんまり腹が立ったので、実はこの間、腹いせによそに公募とか出してやったんですよ、とか打ち明けると大いに驚かれた。いやだって、私は家族と人類全体以外のあらゆる中間共同体に対する所属意識を持ってないことは常日頃から公言しているわけで、一応自分の学問領域に対する所属意識があるけれども、それは人類全体に貢献するという学問の持つ特徴ゆえなのであって、中間共同体への所属意識じゃないんだもん。今の所属先なんて便宜的なもので、必要とあらばいつでも移る用意はあるのよ。必要とされないだけであって、みたいなことを心の中で思うの。まあそれはともかく、9時半くらいには開放されて部屋に戻れたので来年度の授業準備とかして、終わって帰ってきて、めまいの病院に。めまいが出た時に抑える薬はもうやめにして、めまいが出ないように体質を改善する薬だけ飲むことになる。ということで、抗不安薬も終わり。さあこれが恐れていたことでもありホッとしたことでもある。この間の、なんか幸せで楽観的で前向きな気持が、抗不安薬をやめることで失われてしまうことが恐れていることで、こんな薬を飲み続けてたらオレがオレじゃなくなる心配がこれでなくなるのがホッとしたこと。こういうときは、良いことはそのままで悪いことをできるだけ抑えていくのが良いわけで、今のこの気持を忘れないようにして、薬がなくても続けていければと思うわけ。こういうところで、そのことを言葉にしているのもその一貫なわけですよ。さてどうなりますことやら。